畳屋さんが少なくなって、表替えなども難しくなりました

畳が古くなってきて、なんとかしたい!

畳は数年に一度は裏返しや表替えをしたり、もっと古くなれば新床に交換したりと定期的なメンテナンスが必要です。
昔は町のあちこちに畳屋さんがお店を構えていて、「この部屋だけ表替えして」「焼け焦げができてしまったから、修繕して」などと気軽に頼めたものでした。
今やすっかり「畳屋さん」という存在が珍しくなってしまいましたね。
特に都会では、よほど探し回らないといけません。
でも畳の和室は、やはり落ち着くもの。
畳一枚から、承っております。
お気軽にご相談ください。

年数・傷み具合によって段階があります

畳のメンテナンスを教えて

目安としては、次のようになります。
裏返し(3~5年)
畳表は両面使えますので、畳表を一旦はずし裏返して取り付け、畳ヘリは新しくします。
表替え(7~8年)
畳床はそのまま使用し、上にかぶせる畳表と畳ヘリを新しいものに交換します。
新畳(10年~)
畳床も畳表も畳ヘリも全て新しくしますので、完全に新しい畳になります。
南側の部屋はどうしても日焼けしますので、少し早めに行う必要があります。

畳のヘリでイメージチェンジしてみませんか

和室はなんとなく暗い…

畳のヘリの色を見てみてください。黒や、黒に近い色になっていませんか?
汚れにくさ・価格などから、建売住宅やマンションの和室はほとんどが黒っぽい畳ヘリになっています。
でも、畳ヘリはもともと着物のデザインと同じ。金糸・銀糸を織り込んだ華やかな色合いのものや、季節の花柄を美しくデザインしたものなど、着物そのものの柄もあります。
和室の壁、襖、畳縁を、和服の着物、帯、半襟の色柄の組み合わせでイメージするなど、着物になぞらえるとまとめやすくなります。

もちろん、各種取り揃えております

カラー畳や琉球畳は扱っていますか?

畳の表替えや新床への交換の際に、カラー畳や琉球畳にすれば和室のイメージを大きく変えることができます。
カラー畳とは畳表をパステルカラーや少し濃いめのグレーやブラウンなど、カラフルに染めたものです。
琉球畳のメリットは、大きさが半畳しかなく、畳へりもないために圧迫感がありません。
開放的な空間を演出できます。ヘリがない分、和洋折衷の感をかもし出して素敵な部屋作りに一役かっています。

最近、畳のヘリバッグという手作りバッグが大変人気です。
畳のヘリは、頑丈な布地で、金糸が入っていたりしてとてもおしゃれなものが多く、その生地を使ってのバッグがたくさん作られているのです。
もともと畳は、そういう小さなおしゃれを楽しむものでもありました。